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「今だから小沢一郎と政治の話をしよう」堀 茂樹

  • Dr.mima
  • 2015年10月29日
  • 読了時間: 2分

私は小沢一郎に興味はありましたが、彼の考え方(思想)については全く知りませんでした。この本では小沢一郎の日本の政治に対する考え方がよく解ります。

彼はこのままで行くと日本の未来は次のようになると予測していますので紹介しておきます。

「今の自民党のあり方は、政治論的に見てみる必要があります。

たとえば、TPPが日本にとって問題なのは、主として農業や漁業の関連ではないのです。

いや、もちろんそれもあるのですが、日本が国民皆保険でやってきている医療制度であれ、

簡保や郵貯であれ、あるいはビジネスのルールであれ、これをアメリカ流に変えようというアメリカ的構造協議なのです。いわゆるグローバリゼーションに名を借りたアメリカナイゼーションです。アメリカのルールを日本に持ち込んで、アメリカの言うとおりにせよという話ですから、これは危険です。日本の独自性を主張するナショナリストたちから見たら非常に危険であるにもかかわらず、首相を筆頭に、自民党政権はアメリカに頭を下げてまでTPPに参加させてもらおうとしています。

それはなぜかというと、たぶん今の自民党というか、その周辺の人たちは、現時点ではやはりアメリカの機嫌をとっておいて、アメリカの言うとおりにやる以外にないという考えなのです。しかし一方において、その背景にあるには、米国追随とはまったく裏腹な何かですよ。たとえば石原慎太郎さんがいちばんの典型ですが、彼らが陰に陽に抱いている持論は、実は核武装で、武装独立でしょう。独立国家、自立国家というと、彼らの発想はすぐにそれになるわけで、核武装のことを平気で言っているわけです。

第一次安倍内閣でも麻生太郎さんは核武装論を言っていたように、本当の独立、自立は武装独立だという感覚が彼らにはあるのです。」p80~p82


 
 
 

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