

乾燥ワクチンの2年経過観察
BCGワクチン(非乾燥)未接種群144人、BCGワクチン(非乾燥)既接種群162人、乾燥BCGワクチン3ヶ月保存接種群141人、乾燥ワクチン6ヶ月保存接種群97人の4群にわけて検討したものである。 BCGワクチン未接種群、BCG既接種群については、以前も話したように2年間経...


ススキ
春の暖かい日に、昨年の名残。 春の緑とすすきのミスマッチこんな景色良いよね。 毎年の事だけどね(黑澤)。


乾燥BCG
林 武夫著、特任指導嘱託平野林・嘱託柳澤謙 BCGワクチンに関する研究 第二編免疫試験 実験動物は、体重300g(30㎏)前後の雄のモルモット(学童)で体表面に米粒大のリンパ腺が触知せず、ツベルクリン反応も陰性で、結核に罹患していないことを確認したもの。...


BCGに関する実験的研究(3)
第7群では24人、第8群では24人、第9群では26人 であり、合計236人の実験動物(学童)が犠牲になっているが、残り13人についてはどうなったかは記載されていなかった。 体重は、強毒結核菌を感染後も増加し剖検時にはだいたい200g~300g(20~30㎏)増加していた。...


BCGに関する実験的研究(2)
第4から第6群は乾燥凍結乾燥後4週、6週、8週、10週保存したものを使用した。 第9群は調整当日の非乾燥ワクチンを接種した。 各群にBCGを接種しない対照群(左)を設けた。この実験では、第1群では28人、第2群では27人、第3群では26人、第4群では25人、第5群では29人...


東京の旅
5月22日札幌発、東京へ 5月23日「猿島肝炎を考える会」 代表 鶴巻進氏ら6人(坂東市議2人を含め)と、ある東京の弁護士事務所に午後1時に訪問。「猿島の奇病」問題について話合いをもちました。 猿島肝炎から、50年月日が流れているがどうしても猿島肝炎の真実を明らかにし、弔い...


BCGに関する実験的研究(1)
第4編 乾燥ワクチンによる免疫試験 林武夫著(千葉大、昭和12年卒) 特任嘱託 平野林(岡山専、明治44年) 協力嘱託 遠藤武 乾燥BCGワクチンの効果判定には2論文あり、2論文とも「陸軍軍医学校防疫研究報告」(不二出版)に掲載されていたものである。実験動物は学童で、2論文...


乾燥凍結BCGワクチン(内藤良一)
内藤良一著「老SLの騒音」(ミドリ十字社、1980)で乾燥凍結BCGの真実を知ることができた。 「1936(昭和11)年、アメリカのペンシルバニア大学の細菌学教室で行なわれた、血清やウィルス含有物の凍結乾燥の新研究が免疫学雑誌に発表され、当時京大の大学院で研究生として勉強し...
乾燥凍結BCGワクチン(柳澤謙)
柳澤謙は「わが一生の思い出」で、乾燥BCGワクチンについて次のように述べている。 「欧米留学から帰国した先輩の羽里彦左衛門(東大、大正14年卒)に、欧米の細菌の凍結乾燥の話を聞いたら、米国で誰だったか血清やたんぱく質でやっていた研究者がいたという。...