

乾燥凍結BCGワクチン(内藤良一)
内藤良一著「老SLの騒音」(ミドリ十字社、1980)で乾燥凍結BCGの真実を知ることができた。 「1936(昭和11)年、アメリカのペンシルバニア大学の細菌学教室で行なわれた、血清やウィルス含有物の凍結乾燥の新研究が免疫学雑誌に発表され、当時京大の大学院で研究生として勉強し...
乾燥凍結BCGワクチン(柳澤謙)
柳澤謙は「わが一生の思い出」で、乾燥BCGワクチンについて次のように述べている。 「欧米留学から帰国した先輩の羽里彦左衛門(東大、大正14年卒)に、欧米の細菌の凍結乾燥の話を聞いたら、米国で誰だったか血清やたんぱく質でやっていた研究者がいたという。...


ゲノタイプ2型のC型肝炎に新しい治療薬
ギリアド社より、2型C型肝炎の新治療薬(ソバルディ)が発売となりました。 データにもある通り96.4%の患者に効果があるとの事です。 私の外来でも該当される方は投与を開始予定です。
BCGの再接種に関する研究
柳柳澤は、実験治療社主催の講演会(1940(昭和15)年10月の段階で、BCG接種を行ってツベルクリン反応が陽性前後に、既に結核感染防御能力があることを明らかにしている。 ところが、BCG再接種の時期をいつにしたらよいのかという問題は、解決できていなかった。...
日本超音波学会
日本超音波医学会が5月22日(金)から24日(日)「グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール(東京都)」で開催されております。 5月24日午前、当院の検査技師が「猿島肝炎の疫学調査」という演題で発表します。 今回の疫学調査の成功は、多くの先生方の多大なるご寄付によるもの...
人体試験接種(国内)Ⅱ
「BCGが使用できるようになった頃、BCGの毒力が恐ろしいとみえて、はじめて人体研究をする臨床の大先生は0,0001㎎接種からはじめていた。 その頃私たちはBCGの接種は0,03㎎皮下接種を進めていたのだから、その隔たりはとても大きかった。...
人体試験接種(国内)Ⅰ
「わが一生の思い出」によるとBCGの人体使用を我が国で最初に試みたのは、阪大の今村荒男で1929(昭和2)年のことである。 1935(昭和10)年には、九大の戸田忠雄と伝研で人体接種試験が開始されている。 阪大および九大では竹尾株が使用され、伝研では伝研株が使われた。...
日本学術振興会第8小(結核予防)委員会
日本学術振興会とは日本学術振興会は昭和天皇が学術奨励のために下賜(かちょう)された下賜金150万により、昭和7年(1932年)12月に創設されたもので、その一部の研究費で、第8小(結核予防)委員会が1938(昭和13)年4月1二都より正式にはじまった。...
ホームページ開設
「Dr.mimaが医原病を斬る!」のホームページを開設しました。 これからホームページとブログ更新しますのでよろしくお願いします。